ロシアンブルー
ロシアンブルーで知っておきたい、糖尿病・肝臓・おしっこのことをまとめました。中高齢で気をつけたいポイントもあります。
体の特徴
ロシアンブルーの日本での平均寿命は14.4歳で、猫全体は14.5歳です[1]。どちらも、アニコム損保の保険の契約データにもとづく2023年度の数字です[1]。
病気の欄の「日本の保険データ」は、ペット保険の請求をまとめた白書の数字です(0〜12歳)[2]。保険の請求が多い=その病気で受診した猫が多い目安で、遺伝の証明ではありません。なお、心筋症の請求は0.6%で、猫全体(1.2%)より少なく、かかりにくい病気の1位でした[2]。
かかりやすいと言われる病気
糖尿病(血糖値が高くなる病気)
日本の保険データでは、糖尿病の請求が0.6%で、猫全体(0.2%)より多めです[2]。他の種類と比べてかかりやすい病気の1位で、いちばん多い年齢は12歳でした[2]。スウェーデンの約50万頭の保険データでも、なりやすい種類の一つとして報告されています[3]。
見つけ方:飼い主が気づきやすいのは「よく食べるのに痩せる」「水をよく飲み、尿が増える」ことです[4]。動物病院の血液検査と尿検査(血糖・尿糖)で確かめます。遺伝の病気を、フードで防げるという根拠はありません。この種類の猫でも、ごはんは年齢・体型・暮らし方に合わせて選び、病気は健診で早めに見つけることが大切です。
お世話で気をつけたいこと
- 糖尿病の大きな危険因子は、肥満・年齢・運動不足・オスであること・ステロイドの薬です[4]。健康的な体重を保つことが、飼い主にできるいちばんのこととされています[4]。
- 新鮮な水を、いつでも飲みやすい場所に置きましょう[6]。給水器を試す方法もあります[6]。ウェットフードや、食事に水を足すことも、水を飲む量を増やす方法として紹介されています[6]。
- 短い毛の猫でも、週に1回はブラッシングしましょう[7]。ノミがいないかも、一緒に確かめられます[7]。
出典
- アニコム ホールディングス(アニコム損保の契約データ)「家庭どうぶつ白書2025 第2部 第4章 どうぶつの寿命(2-4-4 猫種別の平均寿命 2023年度)」(2025) www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202512_2.pdf
- アニコム ホールディングス(アニコム損保の保険請求データ)「家庭どうぶつ白書2025 第2部 第2章 品種別の統計(猫)」(2025) www.anicom-page.com/hakusho/book/pdf/book_202512_2_2_2.pdf
- Journal of Veterinary Internal Medicine(Öhlund M ほか)「Incidence of Diabetes Mellitus in Insured Swedish Cats in Relation to Age, Breed and Sex」(2015) pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26179258/
- Cornell Feline Health Center(Cornell University)「Feline Diabetes」(2024) www.vet.cornell.edu/departments-centers-and-institutes/corne
- Cornell Feline Health Center(Cornell University)「Feline Lower Urinary Tract Disease」(2016) www.vet.cornell.edu/departments-centers-and-institutes/corne
- Cornell Feline Health Center(Cornell University)「Hydration」(2021) www.vet.cornell.edu/departments-centers-and-institutes/corne
- International Cat Care「Grooming your cat」(2025) icatcare.org/articles/grooming-your-cat
確認日:2026-10-17。このページは獣医師の監修を受けていません。上の資料をもとに、運営者がまとめています。